こども映画教室@所沢こどもルネサンス2019「トコトコタウンXI」

<開催概要>

日程:2019年8月2日(金)〜8月4日(日)
​会場:所沢市役所
​参加人数:12名

主催:第30回所沢こどもルネサンス実行委員会

後援 :所沢市・所沢市教育委員会
企画 :一般社団法人こども映画教室



特別講師:奥定 正掌愛媛県松山市出身。脚本、編集など。映画美学校ドキュメンタリー科・フィクション科を修了後、いくつか映画の現場に助監督として入る。『ウルトラミラクルラブストーリー』(2009年、監督:横浜聡子)でスクリプター、『俳優 亀岡拓次』(2015年、監督同上)で脚本。こども映画教室には2014年からスタッフとして参加。

1日目

赤チーム

こども映画教室、第1日目が始まりました。
まずは映画作りへ向けた「準備体操」。
一人一人が気になったものをカメラで撮ってみる&気になった音をマイクで録ってみるというワークをしました。
一人一人が何を撮る/録るのかを決めて、それに向けてカメラやマイクをしっかりと構えます。みんな短い時間でも工夫をこらして頑張りました。
 
午後からは上映に向けた映画作りへ。
テーマは「映画になる場所を見つけよう」です。まずは航空公園へ行って場所探し。
赤チームは公園に着いた早々に何やらお話を思いついたようで、さっそく撮影を開始します。
 
そして一度撮り始めると次々とアイデアが飛び出し、どんどん前に進んで行く赤チーム。
役を頑張る子、カメラを頑張る子、マイクを頑張る子、お話作りを頑張る子、6人みんなが映画作りにのめり込んでいきました。
 
果たしてどんな映画ができるのでしょうか?
乞うご期待です。
(おっくん)

青チーム

まずは映画づくりに慣れるため、一人一人でカメラとマイクを短い時間回してみました。

短い時間でしたが、カメラの角度や距離についても試行錯誤を繰り返すなど、強いこだわりを見せてくれました。

映画のテーマは『映画になる場所を見つけよー!』なので午後は場所を探しました。

少し不気味な場所を見つけると、様々な案が浮かび、議論し、話の大まかな内容を考えることができました。

どのような映画ができるか楽しみでしょうか。
ご期待ください。

(ほりちゃん)

2日目

赤チーム

1日目の終わりに飛び出したアイデアで、新しいお話しを作りました。
そして、テーマ「映画になる場所を見つけよう」を活動拠点の市役所で見つけたようです。

午前は、市役所の竹林の木漏れ日、蝉の声の中での撮影。カメラやマイクの位置、お芝居などを 頭寄せ合い話し合い。「スタート」の合図の緊張感、「カット」のキリッとした声がきこえました。

午後から、市役所のロビーや廊下、室内での撮影。室内とはいえ真夏日、疲れが見えましたが、 撮影が始まると元気に走り出しました。納得がいく映画になるよう、明日の追加撮影に続きます。

身近な場所「市役所」が、こどもたちの想像力でどのように変わるのか、明日の上映が楽しみです。
(いっちゃん)

本日はこども映画教室2日目でした。

昨日、みんなで練りながら作ったストーリーを航空公園で一日中撮影しました。

 

全員でカメラ、マイク、演者などの役割を決め、それぞれの役割を一生懸命果たしました。

とても暑い中でしたが、撮影中は集中力を切らすことなく撮影を進めました。
青チームは全員が1つの映画を完成させようと、全員で議論をしながら、一進一退でチーム力を高めました。

いったいどんな映画が完成するんでしょうか。
いよいよ、明日は映画の公開日です。
乞うご期待ください。
(いなちゃん)

青チーム

3日目

赤チーム

いよいよ最終日!この日は午前中から編集の予定でしたが、赤チームにはまだ撮影が残っています。しかも大事な大事なラストシーン。まず、そのラストにつながる昨日撮ったカットを見直して撮りたい場所のイメージを膨らませてから、いざ航空公園へ。


するといきなり、なだらかな丘が広がる開けた場所に出くわした赤チーム。みんなすぐにこの場所が気に入って、さっそく撮影に。
撮りながらも次々と新たなアイデアが出てくるようで、予定になかったファーストシーンもとっさに思いつき、それを最後に撮ることになりました。
昨日の竹林では1カットに2時間ちかくかかっていた赤チームが、今日は6カットを1時間ほどで撮り上げてしまいました。それは昨日とは違って、演技の大まかな動きだけを決めて、あとはそのとき自然に起こったことをカメラとマイクが記録をしていくという撮影方法に変わったからでした。
シュリ、チー、サラの俳優チーム3人のどんな動きにもすぐに対応していく、ハフ、ユイ、マナの技術チーム。もはや熟練されたチームワークです。

午後からは昨日今日と撮った素材をみんな一緒に確認し、それぞれOKなのかNGなのか、どんな特徴があるのかなどをメモをしながら見ていきました。そして意外に難航してタイトルが決ってから、編集班とポスター班に分かれての作業です。
16時半の上映会に向けてみんな大忙し。編集を担当した、マナ、ハフ、サラの3人は操作を交代しながらも、パソコンの前にかじりつき熱心に編集作業を続けていきました。

ある程度の編集ができてから、シュリとチーがテレパシーで会話するという重要なシーンの録音をしました。これは撮ってある映像にあとで声を重ねるアフターレコーディングというもので、セリフの分量やタイミングなどとても難しい録音作業です。それをユイがしっかりと演出をし、シュリとチーはそのユイの演出に一所懸命応えていきました。

音楽は、サラがすでに撮影の段階で最初と最後にそれぞれ違う感じのものを入れたらいいとアイデアを出してくれていたので、サラがキーボードを弾くことになりました。とりあえず試しに即興で弾いてみると、いきなり映画にぴったりの素敵な音楽だったのでみんな大興奮。

 

こうして時間ギリギリまでかかって、赤チームの映画『人間界でまよったようせい』は完成となりました!
(おっくん)

まずはラッシュ。前日までに撮ったカットをみんなで入念に見て、伝えたいお話がちゃんと画面に映っているか確認しました。
その結果、オバケの女の子がオバケに見えないかもしれない問題が浮上。転じて、オバケの女の子のパーソナリティが全然描かれていないからちゃんと描くべきだ、という意見も出ました。編集でどうにかするか、追加撮影するべきか。
しばらくみんなで話し合った結果、オバケの女の子は地縛霊だから人間の女の子のように家に帰れず学校にも行けず「あの場所」(昨日撮影したオバケの女の子と人間の女の子が出会った場所)から離れられない、彼女は生前親友だった男の子のことを「あの場所」でひとり孤独に待っていて彼と会うまでは成仏出来ない、という設定が生まれました。


ならば、オバケの女の子と親友の男の子が「あの場所」で再会するシーンを新たなラストシーンとして撮影しよう、ということで追加撮影決定。
急いで航空公園へ。芝居場に着くなり準備開始。カメラポジション、芝居の動線と位置、間とタイミング(ストップウォッチまで使って超厳格)を入念にテストし、最良の光が差し込むタイミングでよーい、スタート!カット!渾身のワンカットが撮れました。
これで本当にクランクアップ!かと思いきや、2人の顔が遠くてよく見えない、という意見が出たため、さらにカットを追加し、2人が見つめ合う部分だけを近くで撮ることに。
2人のツーショットを横位置から撮ろうとしましたが芝居場がとても狭くカメラが置けません。そこで彼らが考えたのが、カメラを2人の間に置き、2人を別々のカットで撮り、編集で繋ぐという方法です。
彼らは「近くで見る、遠くから見る」という初日のワークを自分たちの作品に反映し、発展させました。みんなで協力して演出し、2人の素晴らしい表情を引き出し、2つのカットを撮り終え、本当に本当のクランクアップ。


拠点に戻って昼食。お弁当を食べながらみんなでタイトルを考えました。いくつも案が出て、それらを組み替え並び替えして、決まったタイトルは『まよいびと、まちびと、さがしびと』。
ここからは編集班、ポスター班に分かれて作業。かわいいポスターが早々完成し、残すは編集。上映会が始まるギリギリまで粘り、最後の最後に音楽までつけて、ようやく作品完成。

いよいよ上映会。会場の外で待機するみんなの顔には緊張の色がうかがえました。そして青チームの作品の上映が始まりました。『まよいびと、まちびと、さがしびと』は基本的にはホラー映画ですが、ただ怖いだけでなく様々な解釈の余地を残す不思議な作品に仕上がっていました。


上映後、拍手喝采。お客さんの反応に、ほっとしたのか、みんなの顔に笑顔が戻りました。舞台挨拶も堂々とやり遂げ、全日程終了。

「映画になる場所を見つけよう」という難しいテーマと向き合い続け、どこかの映画の真似ではなく自分たちにしか作れない表現を目指した、みんなの真摯な姿勢に感動しっぱなしの3日間でした。青チームのみんな、素敵な体験をありがとうございました。お疲れ様でした。
(まーしー)

青チーム

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