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特別講師のコメント

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​是枝裕和(映画監督『万引き家族』)

こどもたちがカメラを持ってお菓子屋さんを取材する。質問する。その技術に感嘆の声をあげる。もうこれだけで充分社会科見学としては成功。さらに、どの角度から撮影したら美味しく見えるか?インタビューで何を聴くか?友だちどうしで意見を戦わせるその真剣な姿に、教える立場のこちらが逆に教えられる。カメラを通じたコミュニケーションの可能性。その大切さを学ぶにはこのような映画教室の取り組みは不可欠であり、将来的には小学校の授業の一部として取り組まれるべきだと僕は考えています。

※2013年の任意団体「こども映画教室」設立時に寄せられたメッセージ

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​萩生田宏治(映画監督『神童』)

子どもたちの前には、未知の世界が広がっている。「こども映画教室」でオトナのぼくは子どもたちと同じ場所に立つ。ドキドキ、オロオロ、未知はおっかない。 でもおそれを知らない子どもたちの前に「映画」は一筋の光となって道を作る。その先にはオドロキに満ちた瞬間が待っていて、未知の世界の美しさを教えてくれた。 「こども映画教室」の方々が、数多のご苦労を笑顔に変えて一歩ずつ歩まれてきた道が、この先もいく筋にも、すくすくと伸びて行くことを願って止みません。またいつか、子どもたちと「映画」を作りたいな。

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