こども映画教室@新田小学校

<開催詳細>

開催時期:2014年11月(準備)~3月(上映会)

2015年1月26日(月)、27日(火)、29日(木)(撮影、編集)

3月2日(月)上映会

 

会場:横浜市立新田小学校

主催:新田小学校、こども映画教室

 

<活動レポート>

2014年夏に開催した「こども映画教室@ヨコハマ2014」を見学に来てくれた、新田小学校の中川先生より、クラスで映画教室を開催したいとお話をいただく。開催にむけて、映像作家の上田謙太郎さんに声をかけ、上田さんが友人の映画制作者たちに声をかけ、こども映画教室からも声をかけてボランティアでスタッフが集まった。

もともとこども映画教室では公立の小学校で、授業のなかで映画制作ワークショップをしたいと考えていたため、絶好の実現機会となった。

 

中川学級では、事前にテーマ「新田の良さを伝える」をこどもたちが決め、その伝え方をみんなで考えた結果、「映画をつくる」ということを導き出した。なぜ映画なのかということも考え、楽しそう!大勢の人に見てもらえる、などの意見がでていた。また、映画をつくるにはお金がいるが、その資金をどうするかもこどもたちに考えさせ、学校の敷地内にある竹林から竹を切り出し、その竹で竹細工を作り、それを地域のバザーで売ったり、募金をして映画の製作資金を作るところから始めている。このように制作資金をねん出することから考えたワークショップはこれまでになかった。画期的であると同時に、そこまで常にこどもたちが自主的に考えていくように持っていかせる中川先生の力量に脱帽した。

 

上田さんから、まず最初に「映画っぽい自己紹介ビデオ」を作るようにと言われたこどもたち。それぞれに工夫して、単なる自己紹介ではなく、映画っぽいものにするために、映画とは何かも考えながら、撮影した。つぎにそれをみんなで観て、良いところ、気づいたところをどんどん指摘していく。普段控えめでなかなか自己主張をしない子などが仲間から、かっこいい!すごい!という言葉をもらい、ぐっと自信をつけていくさまがあちこちで見られた。

 

その後、6チームに分かれて、それぞれにどのような映画にするかを考えた。ドキュメンタリーとフィクションの境目のないような作品が生まれていった。

6本の作品をつなぎ、最初と最後にクラス全員が参加したカットを挿入し、完成。

上映会は地域の高齢者施設をこどもの一人が交渉して確保し、地域のお年寄りにみてもらうことができた。また、それとは別に保護者向けに体育館で上映会を行い、立派に舞台挨拶をすることができた。

 

中川先生からは、35人すべてに映画づくりを通して成長が見られた、と言われ、またこれまでに気づいていたなかったこどもたちの新しい一面を見られることができた、とも言われた。映画を作ることは、一つ一つの作業がすべて学びに結びついている、とも言われ、公立小学校で多様なこどもたちと映画が出会う機会を提供できればと思いを新たにした。

 

 

<実績>

参加者合計 35人 (5年生)

 

〜スタッフクレジット〜

・特別講師:上田謙太郎 

・担任:中川絵里子

・チームリーダー:今橋貴、奥定正掌、酒井貴史、清水絵里加、深田隆之、中村隆一

・スタッフ:武藤浩子、長井仁美、ちばともえ、水沼健、大場俊明

・コーディネート:土肥悦子

 

<授業で使用した教科、時間>

11月(準備) 総合の学習の時間:2コマ 12月 総合2

1月(撮影、編集) 総合7 国語4 社会2 図工2 道徳2 学活1

3月(上映会) 総合1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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